ビタミンDはすごい存在なのですが、実は悲運の運命を辿っています。
今回はそんなビタミンDのすごい効果についてお伝えします。
※ビタミンDの凄さは1回では表現しきれないため、いくつかに分けて紹介します。
目次
ビタミンDの基礎知識
みなさん、ビタミンDってどんなイメージですか?
「果物や野菜からとれる栄養素でビタミンって言うくらいだからビタミンAとかビタミンCとかと似ている存在。」
という感じですかね。
多くの人がそうだと思います。
しかし、ビタミンDは他のビタミンとは全然違うのです。
むしろ「ホルモン」に似ていると言われています。
ビタミンDの悲運
ホルモンみたいな働きをするのに何でビタミンって名前なのか。
それは発見される経緯になります。
簡単に説明すると栄養素が発見され始めた頃にビタミンA,B,Cの後に発見されたからである。
ビタミンは後から様々な修正が加えられていますが、定着した名前を変えるのは難しいですよね。
じゃあビタミンとホルモンってどう違うの?
ビタミンって何?
みなさん、ビタミンビタミンってよく聞きますが、つまり何なのかお分かりでしょうか。
ビタミンとは「体に必要な栄養」のことです。
昔の船乗りは単調な食事をすることが多く「壊血病」にかかることが多かったのですが、それが「新鮮な野菜不足」であることがわかり、それが「ビタミン」の発見へとつながりました。
なのでビタミンとは「栄養素」のことだと言うことを覚えておいてください。
ホルモンって何?
ホルモンもよく聞くけど、ホルモンって何だと思いますか?
ホルモンとは決まった細胞に指示を出す「伝達物質」と言うのがわかりやすいと思います。
例えば「汗を出してー」とか「肝臓を動かしてー」という指令はホルモンを通してなされます。
※これがストレスなどで乱れると自律神経失のバランスが崩れ、汗をかきすぎるとか便秘や下痢が起こったりします。
体調をつかさどるあらゆる器官に存在し、我々の体を日々調整してくれているのです。
Dはビタミンではなくてホルモン。
ビタミンは栄養素、ホルモンは伝達物質。
ではビタミンDはどんな働きがあるのでしょうか?
- カルシウムの吸収を増進させる
- 骨の形成と成長促進
- 免疫の調整
ほんの一部を書いてみましたが、どうでしょうか。
こちらのサイト「ホルモンについて」の中でもビタミンDがホルモンとして紹介されています。
栄養素というよりは伝達物質の働きをしてるのがわかるのではないでしょうか。
冒頭に「ビタミンDの悲運」と書きましたが、ものすごく多様で重要な作用をしているビタミンDが「栄養素」と同じ名前になっているところを「悲運」と表現しました。
次回はより具体的なビタミンDの働きについて紹介していきます。