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「病院」と「治療院」の違い

「病院」と「治療院」の違い

病院の先生で「民間治療は効かない」と言う人がいますし、治療院の先生の中にも「病院に行く必要はない」という人がいます。

これは「病院」と「治療院」の違いを理解していないから起こる現象です。

(どちらも「私が治す!」という意思があるのでその点では良いことでもあります)

目次

病院(西洋医学)について

病院(西洋医学)は「対処療法」を基本としています。

できること

対処療法とは「問題がある部分を治すよ」ということです。

熱がある→解熱剤で下げよう

・足が折れた→ギブスで固めてくっつけよう

・腫瘍ができた→手術をして取り除こう

これができるというのは凄いことです。

何百年もの間、多くの人が研究してきた結果ですので何か体に不調を感じた場合はまず病院に行きましょう。

できないこと

逆に、病院でできないことはなんでしょうか。

意外と皆さん考えたことがないと思います。

・未病状態を改善させる

・原因不明の症状の改善

・手を尽くした後の治療

そうなんです、病院は「なぜかわからない」とできることが一気に少なくなります。

腕が痛い→原因がわからない→とりあえず湿布を出す

熱が出た→原因がわからない→とりあえず解熱剤を出す

手のひらが痺れる→原因がわからない→もっとひどくなったら来てください

ちなみに、この「手のひらが痺れる」というのは多発性硬化症の妻に現れた最初の症状だったのですが、病院を何件も周り「様子をみましょう」「ひどくなったら来て下さい」と言われ落胆と怒りを覚えました。

(現在は大学病院でしっかり対応していただいています)

治療院(東洋医学)について

治療院と書いていますがこれには鍼灸、整体など様々な治療法を実施している治療院のことを出しています。

できること

治療院の一番の特徴が「体の力を引き出す」ことです。

サナモア光線治療の場合は

・体を温める→血流の増加、免疫力の増加

・紫外線をあてる→殺菌作用で皮膚トラブル改善

・ビタミンDの生成→骨の強化、免疫力の増加

・セロトニンの生成→気分のリフレッシュ

局所的な作用ではなく体全体の力を引き出すことで病気や怪我の改善を見込んでいます。

例えば、新型コロナウイルスは体の免疫力以外に頼れるものがありません。

免疫力を上げるにはサナモアは最適です。

なので風邪、切り傷などの怪我、火傷など日常で発生する症状で免疫力に頼るものはサナモアが有効、ということです。

できないこと

治療院でできないことももちろんあります。

・病気の診断

・手術

・保険の適用

病院でできることの逆ですね。

保険が適用されないので金額面で敬遠する人が多いのも事実です。

まとめ

症状がはっきりする場合(出血、骨折、病気)は病院へ行きましょう。

症状がはっきりしない、なんとなく不調、体が重いなどの未病の症状や免疫力が頼りの場合、さらに病院での対処に不満があるなどの場合は治療院へ行きましょう。

ご自身の健康のためにどちらも上手に利用しましょう。